楽器を丁寧に扱うこと

生まれて初めて、日記を一年つけることができました。私はもともと飽きっぽくて、大好きなゲームでも、それほど気持ちが続くことは少ないんです。
ああ良かったなあ、くらいの感覚で、年明けからも日記を書いていました。

そんなときにライターの古賀史健さんのこの記事を読んで、やけに納得しました。
https://note.mu/fumiken/n/n008614a79270

古賀さんは継続のコツとして、こう書いています。
「雑に扱ったそれは、かならず飽きる。丁寧に扱ったそれは、かならず育つ。」
私に置きかえれば、ほぼ日手帳と、それに書きつけるパイロットの万年筆、そして丁寧に書いてきたという実感があって、日記が続いたんだと思ったんです。

そして同時に思いました。楽器も、同じなんじゃないでしょうか?
私が高校・大学を卒業してもギターを続けていたのは、それまで丁寧に時間をかけて練習していたからこそ、向き合った時間があったからこそだと思います。もし私が腕を怪我して、一生ギターを弾けないとしたら、大変な喪失感を味わうでしょう。なんとか弾ける方法はないかと、食い下がるかもしれません。
気持ちを傾けてきた時間が長いほど、自分にとって大事なものになるのだと思います。

今まで私が初心者の方にギターを教えるとき、とにかく部屋のすぐ取れる位置にギターを置いてください、と伝えてきました。手に取る回数こそが練習する習慣につながり、引いては状態につながると思っていたんです。
でも今度から、手に取るだけでなく、「クロスで軽く拭く」ということを勧めたいなと思います。

ギターをケースから出しておけば、当然細かい埃がつきます。それを毎日、5秒でもいいからひと拭きしてあげれば、その「丁寧に扱った」という実感が、ギターへの愛着を生む。愛着がわいたら、あとは誰に言われなくとも、なんだか放っておけない気持ちになって、ギターに向き合う時間ができていくでしょう。基礎的で面倒なことも、練習したり、勉強したりする気になるかもしれません。そうした時間の積み重ねで、楽器は、なくてはならない生活の一部として育っていくんじゃないでしょうか。

頑張ってモチベーションを上げて練習を…なんて意気込むよりも、毎日ひと拭き。
私も今日から試してみようと思います。ご一緒に、いかがですか?

お読みいただきありがとうございます。
愛妻家というのも、妻に丁寧に接してきた人、ということかも。

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